父と母とあそんだこと①

幼少期

昔から絵を描くのが好きだった
そんな私によくやってくれていた
大好きだった家族の定番の【遊び】があった


それは【絵しりとり】
言葉ではなく、絵で繋いでいく
父も母も妹もみんなで順番に描いていく

母の描くウサギは、歯のパーツが大げさに描かれていてレトロで目が怖い
父の描く私は、いつも口が少し開いていて鼻の下の線がゴリラみたい
そんな、父と母が描いた絵を見ながらみんな大笑い

みんなで笑いすぎて「ヒーヒー」言いながら描いては笑っている
上手下手は関係なく、描くことが楽しくて
沢山褒めてもらって沢山笑う

手話がまだそんなにうまくできなかった幼少期は、母と父は遊びながらコミュニケーションをとってくれた
今でも私が絵を描き続けているのは、幸せな時間を過ごしたからだと思う

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